2013年5月31日

【自宅小窓】ノマドのはじめ方

ノマドとかコワーキングって流行ってる、らしい。
なりたいって思う人も多い。らしい。


ブログを見てるくれてるある人が
「ノマドはじめたきっかけとか、苦労とか書いてよ。
っていうか書いといてよ。あとで読むし。」
って言ってくれたので、ポツポツ書いてみることにする。


ネタくれてありがとう。



ノマドとかコワーカーとかカッコイイこと言っても、
自分の場合はほとんど自宅。外に出ること自体が面倒。
だから、「自宅警備5割ノマド4割コワーキング1割」みたいな生活。

ノマドでもない、コワーカーでもない。でも自宅警備員でもない。
どれでもないけど、どれでもある。
ってことで、自宅コマド員って言ってる。
流行る気配ないけど。


話を戻して。
なんでそういうコトになっちゃってるかっていうと、
実際のところ社会生活についていけなくなったからっていうのが大きい。
朝起きたくないし、会社行きたくないし、電車嫌だし。
つまり、ぶっちゃけ、ただの社会不適合者。

仕事自体は嫌いじゃなくて、なんだったらもう会社に住まわせて欲しいと思ったくらい。
どれだけデスマになっていても、
「そういう状況を打開したい」という欲求の方が高くて
黙々と消化していくのが楽しかった。
それが楽しいと思えていたから、10年もやってこれてたのかもしれない。

でも、そういうのが一気に破綻した日があった。

自分の場合は、派遣エンジニアとして色んな現場に投げ込まれる俗にいうIT土木。
都度、新しい環境に順応していかなきゃいけない。
新しい仕事にアサインされるのはすごく嬉しい。
でも、短ければ1ヶ月、長くても半年くらいのスパンで、知らない人・知らないルール・知らない匂いがする場所に投げ込まれる生活に嫌気がさした…ちゅか、もう体が拒否した。


ある日、ふと携帯のアドレス帳を見ていて、
プロジェクトのMLと連絡用に現場の上司の連絡先ばーっかりなのに気づいた。

現場の人とは仲が悪かったわけでもない。
あんなに毎日お昼ごはん一緒に食べてたのに、
あんなに仕事の合間に話してたのに、
あんなに喫煙所で話してたのに。
それまでに出会った人たちとの関係が職場を離れたとたんに
プツンと途切れていた。


勿論今でも仲良くしてくれてる人もいる。
でもそれって数える程度。

これまでやってきた仕事での実績とか技術とかは残ってる。
でも、手元にあるのはそれだけで、まわりには誰もいない。

ずっとやってれば人脈広がる?
いーや。嘘だね。
人脈は広げようとしなければ広がらない。
広げようとしても、所詮は「派遣さん」。
敷居がそこにはある。(っていう現場が多かった)

いつかは所属会社の内勤になれる?
そんなの嘘。
そもそも自分が所属会社の社員だっていう意識すらなかった。
そういう意識が芽生える環境でもなかった。
抜け出す方法なんかみつかんなかった。
自社の営業さんに
「●●さんはうちの社員なんだから」といわれる度に、
半年ぶりに会ってそれは無いわと正直なところ思ってた。


こういう人ばっかりじゃないと思うけど、
これは派遣エンジニアが陥りやすい状況だと思う。
仕事は仕事。プライベートはプライベート、ってわけてる人は特に。


これまで自分何してたんだろう?
あ。仕事、辞めよう。

そういう破綻的な思考からはじまったのが、
自分の自宅コマドの始まり。


気が向いたら続き書くよ。

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