2013年6月21日

「河童のクゥと夏休み」を改めて見た

主人公が河童を拾って一緒に暮らしていく話。
話の中にいろんな考えさせられる要素があってすごい面白い。

主人公が少し成長して大人になるところ。
河童が住めなくなった環境のこと。
普通から外れたものに排他的な今の時代。
河童を守ろうとすることで深まる家族の愛。
河童と主人公、河童と犬のおっさんとの友情。

大人が見たほうがいいアニメだと思う。




現代で河童なんてやっぱ見世物でしかなくて、
でも河童は河童なりにやっぱり生きてるわけで。

殺されたお父さんの腕に出会った時に目からボタボタと涙をこぼすクゥ…
からの、主人公の飼い犬のおっさんとの逃避行あたりまでがツラすぎる。

あの黒のワンボックス絶対許さない。

一部を除いて人間ってほんとにひどいなって思う。
地球のガンは人類とはよくいったものだな。
さっさと滅びればいいのに。

クゥも勿論かわいいんだけど、
個人的に一番好きなのは座敷童様。


なんだろう?
親近感のわくお顔しておられるわ。


最後のクゥの
「父ちゃんごめん。おれ、人間の友達が出来たよ。」
が、染みる。

見てて辛かった箇所が相当あった。
何回も一時停止したくらいに自分には心が痛かったんだけれど、
この一言で救われた気がする。
字面だけ見れば薄っぺらな言葉なのだけれど、
2時間を通して見た時のこのセリフには重みがあった。


アニヲタ的には全力で作画崩壊してる気がするけど
それもまた味があって好きだな。

よくよく聞くと知ってる声がポツポツ出てくるのもちょっと楽しかった。
タレントを声優起用とかアンチが多そうだけど。
wikiとかでは見てないから違ってるかもしんないけど…
主人公のお父さんはココリコ田中かな。
主人公のお母さんは女優の西田尚美さんっぽい。
1個前のファブリーズCMのお母さん役の人。
キジムナさんはガレッジセールゴリ。さすがの沖縄弁。


是非、私にそっくりな座敷童を一度見て欲しい。

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